騎手ってモモが疲れるね。
が、どこまでも体感できるマシン、
つくりました。
鞍にまたがり、カラダを張って、どんどん馬を走らせていく。目の前では8頭の馬の間接部の動きを、3DCGで超リアルに再現。と、このゲームは、ジョッキーの大変さと快感がわかってしまう、業界初のスポーツ体感競馬シミュレーションゲーム。お客さんにここまでやらせる製品を考え出す企画力、その企画をホントに実現してしまう複合技術。そこに当社の強みがある。
大ヒットの陰で笑っている、
開発メンバーたち。
このゲームは、
アーケードマシンとしては、かつてない大ヒットとなった。
これも、大胆なゲームのアイデアと、
確かな技術開発力が評価されたということ。
製品開発に関わるプロのスタッフたちを紹介しよう。
ハード基板
当社のVRマシンの特徴は、描画回路の優秀性にある。1/60秒の間に8頭の馬のリアルなCGを描き出す新ハード基板の開発が光っている。
企画
ゲームの制作は企画から始まる。企画スタッフには、アイデアや表現力のほか、プロジェクトの流れを把握し、スムーズに計画進行のための調整能力も必要とされている。
ソフトウェア
ゲームのプログラムを作成する。デザイナーが作成した絵やサウンドが作った音などを使っていくが、ゲーム上の細かな演出は、ソフトウェア担当者に任される場合が多い。
ハードウェア
筺体全体の電気的な部分、つまりハード基板以外の全般を担当する。とくにこのゲームでは、念入りに対応を施した電磁波対策のノウハウが生かされている。
ビジュアルデザイン
画面に映る映像デザインを担当し、企画書の世界観を視覚的に表現する。華やかなイメージがあるが、実際細やかな作業を要し、最後は容量と時間との戦いになる。
サウンド
作成される「音」はBGMだけではない。ゲームに臨場感を与える効果音も大切な要素。まるで本物のような実況中継もこのゲームの特徴だ。
ID
筺体の外観をデザインする。ゲームのコンセプトをデザインイメージで伝え、派手な機械が多いロケーションの中で担当製品を強くプレイヤーにアピールしていく。
メカニカル
筺体の駆動部を担当する。このゲームでは、乗馬のリアルな感覚をもたせた新しいメカ機構を開発し、特許を取得。確かな強度・安全性の実現も大切な仕事だ。
生産技術
試作品が完成した後、量産に向けて詳細な生産マニュアルをつくる。さらに、「量産にそぐわしくない部分」をチェックし、デザイン習性、設計変更の要否を判断する。