図面を引くことではなく、
夢を形にすることが、
設計士の仕事なんだと思う。

当社では1950年の設立以来、自由設計の“木造軸組工法”を貫いてきました。伝統の技術に先進の科学技術をプラスしながらも、“自由設計”“在来工法”という特徴は明確に残しています。だからこそ、お客様の夢を形にするような設計者が当社には必要なのです。

住まいづくりの体感システム

 木造注文住宅が唯一抱えていた欠点、それは“高価で手間がかかること”でした。そこで、当社では部品や部材・設備などをグレードごとに標準化し、モデルパターンを作成。そこからお客様ごとにプランを組み立てるという手法を採用してきました。さらに最近では、平面図をもとに40インチのテレビモニターに3次元画像として映し出すシステムを開発。お客様は自ら仮想空間上をウォークスルーで動けるため、たとえば玄関に立ったときの部屋のイメージなどを体感できるという仕組み。本社1階に、このシステムを利用できるスペースを設け、新しいプレゼンテーションを展開してい ます。

従来の1.5倍の強度。独自の工法

 当社では、日本の伝統軸組工法を受け継ぐと同時に、その近代化にも積極的に取り組んできました。そうした活動から生まれたのが、骨太構造により、従来の在来工法の1.5倍の強度を実現し、耐震性・耐久性の面で優れた性能を持つ工法です。90年に建設省“建築物性能等認定事業登録規程”に基づく財団法人日本住宅・木材技術センターの木造住宅合理化システム認定事業認定第1号を受けています。また、性能面だけでなく、大幅な生産性の向上を図ることにも成功し、大幅なコストダウンにも結びつけています。