専門知識をもとに、
生き物である資産の効果を最高へと導く
ビル管理という仕事
開発事業部ビル管理担当。ここの部署でまもなく、入社5年目を迎えようとしているのが、彼女である。
「会社が所有、管理している土地・建物などの総合的なマネジメントを行う仕事ですね。たとえば新設の住宅展示場などの現地確認や市・区役所との折衝、あるいは賃貸している土地のオーナーとの交渉、賃貸料の将来予測など、仕事は多岐にわたりますね」
経理、不動産という専門的な知識をもとに、生き物である資産を常に最高・最適の効果が現れるように導いていくスペシャリストなのである。
第一歩からスタート
今でこそ、専門的な仕事をこなしている彼女ではあるが、入社前から不動産ビジネスに興味を抱いていたわけではなかった。
「私としてはむしろ、鉄道事業のほうに興味はありましたね」という。そんなこともあって、不動産の専門知識、財務的なものの見方などは、初歩から勉強していった。確かに苦労はしたが、逆に、自分が全く知らない新しい世界に飛び込み、いろいろな知識を吸収していく喜びに目覚めてしまう。
会社の多面展開を自分の力に
「Kグループというのは、実にいろいろな業種に手がけている企業グループなんです。仕事はいろいろ何でもありますよね。今、私が関わっている不動産・開発関係の部門でも、SC(ショッピングセンター)事業もあれば、全くの新規開発を行うセクションもあります。また、関連会社に出向して全然違うことを経験してみたいという気持ちもあります。せっかく多角的な事業に取り組んでいる会社にいるのだから、今のうちにできるだけ多くの経験を積んでおきたいですね」