総合情報サービス企業として、
強固な企業基盤と高度な技術力をもとに、
システムの世界の新しい扉を開きます。

情報戦略企業

 当社が誕生したのは、1984年4月のこと。グループの有力企業を株主として、強固な経営基盤を背景に生まれました。その設立コンセプトは、システム戦略の専門集団として、システム装備やシステム構築技術の面から戦略実現を支援していくことにあります。とくに近年は、産業界全体でドラスティックな環境変化への対応が叫ばれています。こうした中、時代を先取りした新戦略を展開。銀行オンラインシステムにも匹敵する基幹業務処理システムや経営情報システムをいち早く構築し、コンピュータシステムの戦略的な活用を業界に示唆してきました。もちろん情報戦略の推進は、当社のシステム技術によって実現されたもの。オンラインシステムをはじめとするあらゆる情報サービスには、当社の高度な専門知識と確かなスキル、過去の膨大なノウハウが随所に生かされているのです。そして当社自身もこの間に技術ノウハウを大きく広げ、総合情報サービス企業へと成長を遂げています。

新ヴィジョン

 情報システムをとりまく環境は、ダウンサイジングの進行、クライアント/サーバモデルへの移行などをはじめ、今までにないほど大きな変化を続けています。当社では、コンピュータシステムの新しい技術を探求することはもちろん、当社自身の将来像を示した“21世紀への新ヴィジョン”を打ち出し、新しい歩みを始めています。そのひとつは、これまでに培ってきたスキルやパワーを結集し、もっと広くあらゆるビジネスシーンへと活動領域を広げていくことです。また、社員一人一人の個性や能力を生かしきるための施策も次々と導入しています。一例をあげるなら、“育成型能力主義”に基づく新人事制度の実施、より高度な技術を持った人材集団の形成を目的とした教育・研修の充実といった形であらわれています。一方では、クリエイティビティや人間性を尊重した重視したゆとりある環境づくりを行うなど、“人”をすべての中心として考えた企業経営を推進しています。“人の可能性は無限であり、その可能性が成長のパワーとなる。” これが当社の信念なのです。

多彩に広がるフィールド

業務でいうなら、 システム設計から開発、ユーザーサポート、システムコンサルテーションやハードウエア販売まで。 機種でいうなら、パソコンやオフコンから、大型コンピュータまで。 当社の活動は縦にも横にも大きく広がっており、 いろいろな個性を持った社員が適性を生かしながら活躍できる多彩なフィールドがあるのです。

基幹業務を支援する大型機開発部門

 メインフレームを使用して、大規模なコンピュータシステムを担当しているセクションです。システム設計から開発、保守にいたるまで、トータルな業務を行っています。いわば、ビジネスにおける基幹的な業務を支援するシステムを手がけているセクション。開発形態の標準化を定め、信頼性・生産性を高めるなど、業務の効率化にも力を注いでいます。

代理店パッケージを主力にする中小型機開発部門

 パソコンやオフコンなど、中小型機を対象にしたシステム開発に取り組んでいるセクションです。とくに損害保険代理店向けのパッケージシステムの設計、開発、保守を中心に担当し、時代に即したシステムを提供。また、CASE(コンピュータ支援によるシステム開発)ツールを積極的に活用し、オブジェクト指向の開発活動を行っています。

幅広い業務に取り組むユーザー支援部門

 ユーザー支援部門では、導入後のサポートを中心に多彩な活動を行っています。損害保険代理店向けパッケージシステム、あるいはOAシステム全般についてインストラクションやユーザー教育、導入支援、そして電話による迅速な技術サポートまでを担当。しかもシステムの納入実績が日本全国にわたっているため、サポートの活動範囲も全国に広がっています。

LAN関係のサービスに注力する営業部門

 ハードウエアの販売から、システムコンサルテーション、導入支援までが、営業部門の主要な業務になっています。すでに販売先はグループ以外のユーザーにまでわたっています。最近ではとくにネットワーク関連のニーズが各方面から急増しており、当社でもLAN関係のサービスを積極的に展開しています。