総合ビルマネジメントを中心に、提案型のビジネスを展開

 当社は、ビルメンテナンス事業、不動産事業、建設事業の3つの柱を持ち、首都圏を中心に事業を展開している企業。その社会的役割をひとことに集約するなら“都市の快適な環境をつくり、最適な状態を保っていく”という表現になるだろう。コンサルティング・提案型のビジネスをポリシーとして掲げている。たとえば、ビルメンテナンス部門では空調などの設備から警備、清掃、駐車場管理までの総合的なビルマネジメントを行っており、営業セクションではビルの建築計画段階から参加。完成後のメンテナンスに関する企画・提案を行う一方、完成後もビルの状態や用途などを考えながらニーズに適合したメンテナンスを提案している。

ビルがある限り必要とされる、安定性と成長性を兼ね備えた事業

 最近では超高層のインテリジェントビルが急増し、また快適なオフィス環境づくりも重視されている。しかも最新の建築技術を生かしたビルであっても、メンテナンスは絶対に欠かすことができない。生き物であるビルを常にベストの状態に保っていくビルメンテナンスのビジネスは、社会にビルがある限り永遠に存在し続ける。また、そのビジネス形態も、一つの商品を販売して完結するものではなく、契約に基づいて長い期間にわたるもの。契約が更新されれば長く取り引きが続き、さらに新たな契約件数が積み重なっていく。安定性と成長性を兼ね備えた業界分野なのである。

仕事はメンテナンスの管理スタッフ。20代の所長も次々生まれている

 当社に入社した先輩のメインの配属先は、ビルメンテナンスの現場における管理業務。パートやアルバイトのメンバーを指揮し、最大限の効率で動いてもらうという仕事である。全体がコンピュータ制御されているインテリジェントビルでは、コンピュータのコンソールの前でビル内部の状況を把握しながら適切な指示を出していくこともある。中には10人以上の管理スタッフで、200人以上のメンバーを指揮するビッグな現場もある。もちろん、予算管理やビルオーナーへの提案業務も管理スタッフの守備範囲。実力主義を貫く当社では、20代で事業所の所長に昇進する例も珍しくはなく、若くしてビッグな仕事を担当するチャンスが広がっている。