総合情報サービス企業として、
豊富な情報活用技術をもとに、
情報化のあらゆるサービスを提供

 当社は1966年の創業以来、情報活用に関する技術ノウハウを豊富に蓄積。ユーザーの情報化のあらゆるフェーズにおいてトータルなサービスを提供しています。また、総合情報サービス企業として、国内で唯一、本格的なアウトソーシングにも対応しています。現在、社内には10の事業部門があり、幅広い技術フィールドを形成。平均年齢24.3歳という若い社員が、自分の個性や適性を存分に発揮しています。

アウトソーシング
が本格化する時代

 コンピュータシステムを取りまく環境は大きな変化を遂げています。高性能な小型機種の登場によって、ダウンサイジングが進行。従来のホスト集中型のシステムから、クライアント/サーバシ型の分散処理システムへと移行しています。異機種間の相互接続も進み、いろいろなベンダーの機種が混在するオープンシステムが主流になってきました。しかも、各機種はサーバを核にLANで結ばれ、単体としての利用から、グループワークの効果的な推進へと主眼が移っています。こうした変革によって、社内のあらゆる部門の人々が業務にコンピュータを活用するようになっています。扱う情報もテキストやデータだけでなく、音声、画像、映像へと広がり、これらを統合したマルチメディア情報を活用する時代が訪れようとしています。
 コンピュータの利用方法に関していえば、自社内にシステムを所有し、自ら運用・管理していくのではなく、システムの構築から運用までを外部の専門企業に一括して委託する“アウトソーシング”という形態が注目されています。その段階は細かく分けられ、情報システムの統合化を実現する“システムインテグレーション”から、さらに情報システムの構築を全面的に委託する“システムオペレーション”、その運用までを含めた“システムマネージメント”へと進展しています。究極の段階としては、ユーザーのバックオフィス機能までを包含した“ビジネスオペレーション”へと、アウトソーシングのマーケットは飛躍的に拡大していくことが予測されています。
 当社は1966年の創業以来、コンピュータシステムに関するあらゆるニーズに応えてきた企業。国内で唯一、本格的なアウトソーシングを実践している企業でもあります。独立系の総合情報サービス企業として、IT(Information Technology=情報活用技術)を豊富に蓄積。幅広い情報サービス分野でシステムの提供やその情報環境の創造に取り組んでいます。

総合情報サービス企業

 当社が企業理念として掲げているのは、技術サービスを通したCS(Customer Satisfaction=顧客満足度)の追求です。そうした理念を実践していくために、“ユーザー志向”“一括受託志向”という2つの基本方針を打ち出しています。“ユーザー志向”とは、お客様と同じ視点で情報を見つめ、情報システムが実際に運用・利用されている現場を重視したサービスやシステム、ツールを提案し、開発から管理・運営までを手がけていこうというもの。一方の“一括受託志向”は、情報システムに関する業務をトータルに引き受け、情報活用技術のあらゆるフェーズで付加価値の高いサービスを創造し、提供していこうという考え方です。そのため、当社の活動領域は、一般にいわれている情報サービス市場よりもはるかに大きく、真の“総合情報サービス企業”としての事業を展開しているのです。

ヘルプデスク
事業部の新設

 入社後は、マルチメディア事業部に配属になり、出版社や広告代理店などに対して、DTPやマルチメディア制作などの営業を担当していました。そして95年9月からは、新設のヘルプデスク事業部へと移りました。ここは、96年4月から正式スタートとなる事業部で、新しいビジネスに取り組んでいくセクションです。ヘルプデスクというのは、最近ニーズが高まってきた業務。今は、コンピュータの専門家ではない人たちまでが、日常業務にコンピュータを活用する時代になっています。そうなると当然、アプリケーションソフトの操作がわからないといった声が社内のあちこちで聞こえてくるんです。そうした疑問や質問、トラブル解決などに対応する専門セクションが“ヘルプデスク”で、これを自社内に設ける企業が増えています。こうしたヘルプデスク業務に対して総合的なサービスを提供するために生まれたのが、ヘルプデスク事業部なのです。

マーケットが
急拡大する予感

 大手企業のように、社員数もパソコン台数も多いところでは、ヘルプデスク業務が重要になっています。でも、システム担当者が社内の要望に応えきれていないのも事実なんです。それに、最近はオープンシステムが主流になっていますから、さまざまなメーカーのコンピュータが導入され、それらがネットワークで結ばれていて、と複雑なシステム構成になっています。そうした環境下では、第三者的な視点から、システムのすべての要素に対してサポートできることがカギになるんです。ヘルプデスク事業部では、コンサルティングからヘルプデスクシステムの構築、またサービスの一環としてヘルプデスク業務を支援するソフト「サポートマジック」のカスタマイズ販売や教育サービスまで、幅広いサービスを提供していきます。すでにユーザーからは大きな期待を受けていて、ヘルプデスク事業部は急激に伸びていく予感がしますね。

一つの事業部を
つくり上げていく

 ヘルプデスク事業部の新設にあたっては、社内の各セクションから営業と技術のメンバーが集められた形になっています。各セクションのノウハウを結集していこうという考えなんですが、年齢的に見ると20代半ばから30代前半までという構成。私もまだ入社3年目ですし、営業のトップも33歳という若さ。こういうメンバーで一つの事業部を立ち上げていこうとしているわけですから、当社がどれだけ大きな仕事を任せる会社なのか、わかってもらえると思います。とくに今回は新設の事業部ですから、最初はまったく何もなかったんです。事業部のPRやユーザーを開拓していくことはもちろんですが、ユーザーを開拓した際の受発注システム一つをとっても、自分たちで考えてきたわけです。ビジネスの仕組みすべてを1から造り上げていくのは大変ですが、その分だけ充実感が大きいことも確かですね。