わが仕事わが職場
自分の考えが営業活動に生かせる
大学時代に経済学を専攻していたので、就職にあたっては迷わず金融業界を志望しました。中でも生保業界の社会貢献度の高さに魅力を感じました。また生保業界にもいろいろな企業がありますが、当社は団体保険のパイオニアという個性がありました。何か特化したものを持っているほうが、将来的にも面白いだろうと考えて当社に入社したわけです。
入社してからは、ずっと内勤営業を担当しています。現在所属している広域法人営業部は、全国規模の大手企業や各種の団体などに対し、医療保険や団体定期保険、企業年金保険といった各種の商品を紹介。福利厚生制度の充実のために、当社の支店も動員してさまざまなフォローを行っていくセクションです。
仕事をしていて感じるのは、日常の活動で個人の裁量に任されている部分が大きいことですね。制度面を改定して内容の充実を図り、よりお客様のメリットを大きくするなど、あれこれと募集計画を練って提案していきます。また、実際の募集にあたっても、どうすればより多くの人々に加入していただけるかを考えていきます。たとえば、お客様の拠点でも従業員数の多い主要な拠点で説明会を開催したり、あるいは現状で加入者数の少ない拠点などにターゲットを絞って強力な募集活動を展開したりしていきます。自分で計画をあれこれ練って進めていけるので、自分の考えが仕事に十分反映できますし、それがうまくいって好結果へとつながったときには満足感がありますね。
わが仕事わが職場Ⅱ
経験を積んで早く企画に携わりたい
入社してから7年間、年金設計部の仕事を経験。95年4月に財務企画部へ異動となりました。年金設計部では、企業ごとに異なるデータを考慮して保険料を設定するという仕事を担当していました。財務企画部は、財務資料の作成や、資産の運用計画の立案などを行う部署ですから、仕事の内容は大きく異なります。異動直後は見るもの接するものすべてが新鮮で、まるで新人時代に戻ったような気分でした。初めのうちは知らないことも多く、新たに知識も広がったと思います。
財務企画課の中での私の担当は、毎月の資産運用に関する資料作成がメインになっています。大きく分けて社内向けの資料と、大蔵省に提出する資料とがあります。現金や預貯金などの流動性の高いものから、有価証券や不動産などまで、各運用担当者から上がってきた数字やデータをもとにして、各項目ごとに残高や収益などをまとめていきます。少しでも疑問点があった場合には担当者に確認し、より正確な資料づくりを心がけています。私はまだ財務企画課でのキャリアも浅いので、勉強することは多いんですが、今後は運用計画をつくる仕事にも関わっていきたいですね。
当社では、じっと待っていても上から指示がくるわけではありません。逆に、日常の業務で自分がやりたいと思ったことについては、何にでも積極的に取り組んでいく風土があります。自由度が高いので、自分次第で自分の仕事の幅を広げていくことができるのです。