10年前、
誰も「水が売り物になる」とは
思っていなかったように。
水を買う時代になり、ブランドを選ぶ時代になる。今では当たり前のことですが、このトレンドを創り出したのはいったい誰なのでしょうか。一つのトレンドには必ず、時代の動きを予見し、将来に向けて行動を起こした先駆者がいるはずです。そして、64bitコンピューティングにも。
あなたが最初に“64bitコンピューティング”の必要性を感じたのは、いつのことですか? 64bit対応の次世代規格については、1995年8月に日米欧50社が統一規格に合意、すでに業界全体としても64bitコンピューティングに向けた環境も整っています。そもそも当社が64bit RISCプロセッサ・Alphaチップの開発を企画したのは1980年代後半のことです。企業内のネットワーク・コンピューティングではDBが持つデータ量が膨大化し、快適な情報活用のためにはどうしても無限に広がる64Bit環境が必要になる。当社では10年以上も前から32bit環境の限界を見据え、64bitコンピューティングに目を向けた開発を始めていたわけです。そして、92年2月には初の64bit RISCプロセッサ・Alphaを発表し、今日まで64bitコンピューティングの実績を積み重ねています。
また、1995年8月にM社との間で包括提携・AEC(Aliance for Enterprise Computing)を実現。M社も64bitコンピューティングに向けて、当社のAlphaシステムをターゲットにした開発を進めています。さらに、C社、M社、O社との提携も実現し、“コネクティビティ”の理念のもと、各分野のパートナーと協調し合いながら、ユーザが本当に求めるソリューションを提供していく環境も整えています。
トレンドを読む先見性とそれを実現する力こそ、テクノロジーの世界の実力といえるでしょう。10年前に予見した64bitコンピューティングは、今ではマーケットの注目を集める存在になっています。実力のある企業で次のメガトレンドを追求してみませんか。