ちゃんと読むのって、
けっこう大変なんです。

瞬時に、正確に、自動的に認識するための、いろいろな技術

コンビニから巨大工場まで、社会の隅々に浸透したバーコード。これを読み取って情報をコンピュータに伝送するのがバーコードリーダーで、そこには幅広い技術が駆使されている。まず、半導体レーザー・ユニット、ポリゴンモーター、フォトダイオードなどから成る光学系ユニット。取り込んだ電気信号は増幅され、ノイズ除去、デジタル変換、マイコン処理へと進むが、製品によってはセミカスタムのICを搭載し、並列処理を行っているものもある。また、読み取りが不完全でも、データを補正するソフトウェア技術も光っている。さらに2次元コードリーダーでは画像認識の技術を活用する、という具合。もちろん、バーコードリーダーは当社の製品の一例。ほかにも、「軟X線検査装置」「カラー画像認識装置」「高出力X線源」などまで、自動認識というテーマのもと、様々な可能性を追求中だ。