どうしても
若い人にしか
できないことがある。
当社は昭和48年の創業以来、一貫して自動販売機・食品機器・OA機器などのサービス業務を手がけてきた企業です。「迅速な対応力」「確かな技術力」そして「社員一人一人の人間性による信頼」をモットーに、着実な成長を遂げてきました。日本には国民2~3人に1台の自動販売機があり、自動販売機による売上は5兆円を越えています。その意味では、社会に欠かせない製品とも言え、社会性・公共性が問われているビジネスです。これまでは、省力化・省人化というニーズに応えて自動販売機を普及させていく時代でした。しかし、これからは環境問題や都市美化、高齢者への配慮など、人や地球に優しい自動販売機のあり方を考えていく時代です。従来の常識にとらわれることなく、“新しい自動販売機の文化”を創造していくためには、どうしても若手の人材が持つ新しい感性が必要です。逆に言えば、これから社会に出る人が、新しい何かを創造していくチャンスを秘めた世界とも言えるのです。
お客様の信頼に応える
各セクションのチームワーク。
当社には、「サービス部」「設置部」「オーバーホール部」の技術セクションを中心として、さらに「OA部」「管理部」まで、5つの部門があります。それぞれのセクションが専門性を追求すると同時に、チームワーク豊かなヨコの連携を発揮。お客様の信頼に確実に応えています。
機動力、技術力、人材力を
もとにした信頼関係があります。
当社は、総合電機メーカー・Fグループの一員。グループ企業である大手自動販売機メーカーのほとんどの製品のメンテナンスを手がけています。またそのほかにも、大手企業を取引先として有しているため、長引く不況の中でもきわめて安定したビジネスを展開中です。
サービス部は、自動販売機のメンテナンス全般を担当している部門です。機械に故障が生じるとユーザーの販売業務はストップしてしまいます。そこで、独自のFYCSS(For Your Convenience Satisfaction System)を導入。ユーザーから修理の依頼が入ると、無線通信を利用して素早くサービスエンジニアに伝達し、トラブルを最小限に防いでいます。
機械をユーザーのもとへとお届けし、指定された場所に設置するというのが設置部の役割です。自動販売機には法律による設置基準の取り決めなどもあり、また単に設置すればいいというだけでなく、環境美化や社会との調和にも細かく配慮しなければなりません。誰からも親しまれる自動販売機であるために、奥の深い知識が要求される仕事です。
現場では不可能な、大がかりな修理を担当しているのが、オーバーホール部です。新しい機械の設置時に引き上げた機械、あるいは重要な障害が生じた機械などを社内で分解し、細部にわたるまでチェックしていきます。そのため、自動販売機に関する機械・電気・電子などの技術知識を発揮。富士電機の技術研究所から吸収した技術力も駆使されます。
企業と人。
メンテナンスは技術を基本とした“サービス業”であり、サービスの質は社員一人一人の能力や意欲によって決まります。ですから、社員を確実に技術者として育成し、仕事に充実感を感じてもらうような環境づくりが、当社の成長を左右するカギになるのです。そこで、一人前の技術者へとスキルアップでき、また豊かな人間性形成も実現できるような教育研修体制を確立。また、利益を社員に還元し、充実した生活をサポートする、満足のいく「待遇」を実現しています。
TECHNICAL SKILL
サービスエンジニアのやりがいの一つは、最先端の技術・知識を吸収し、エンジニアとして十分なスキルを習得・発揮していくことです。自動販売機の世界には「自動販売機調整技能士(1級・2級)」という国家資格があり、当社でも社員の資格取得チャレンジを全面的にバックアップしています。具体的には、受験料(1万2000円)、教材費(1万5000円)を会社で全額負担しているほか、試験に向けた社内講習も行っています。有資格者であることは、単に技術習得というだけでなく、社員が自分自身の将来の可能性を広げることにもつながります。
有能な技術者の育成
自動販売機は、メカニクスからエレクトロニクス、さらに通信工学や環境工学まで、幅広い技術分野が結集した製品です。とくに最近では先端技術を駆使した製品の開発が目立つようになりました。そのため、促成栽培で社員を育てるのではなく、基礎のしっかりした技術者を長期的な視野で育成していくことを主眼に置いています。また、入社1年目には「海外新入社員研修制度」があり、グァム、サイパン、香港、シンガポールなどへ3泊4日の日程で新人エンジニアを派遣。海外の自動販売機にも触れて新たな発見をすることもあり、視野を広める機会を設けています。
幅広い活躍ステージ
当社にはさまざまなセクションがあり、自動販売機の調整・修理のほか、機器の改装・設置、オーバーホール、OA機器の点検・修理、あるいは伝票のコンピュータ管理などを行うスタッフ部門まで、多種多彩な仕事があります。それだけに、出身の学科を問わず、いろいろな個性を持った先輩が幅広く活躍しています。もちろん、配属先の決定は社員一人一人の希望をきちんと聞いた上で行っています。また、いくつかのセクションの業務を知ることで、技術者として豊富な知識を身につけていくチャンスも広がっています。