新たなステップに踏み込む。

設立6年目
法人向けの保険を代理店制度で展開

 当社は91年に生まれた新しい会社です。独自の代理店制度によって、法人向けの保険商品を手がけてきました。設立以来、順調な成長を続け、91年当時と比べれば資産は10倍に拡大、業界内のランクも年々確実にアップしてきています。現在は98年度を最終年とする3カ年計画を推進中ですが、これも2年で3年の目標を達成するほどの勢いです。今後の5年も25%アップという高率での成長を続けていく予測を打ち立てています。ただ、これからは保険業法の改正によって自由化が進み、金融業界の中の垣根が低くなっています。実際、損害保険分野からの参入も活発化しています。組織の整備、人材育成など、もう一度会社の体制を見直し、もっと強い会社へとパワーアップさせていく考えです。

グループ力を背景に
隣接するマーケットに積極的に進出

 社名からもうかがえるように、当社はOグループの一員です。当然、グループのネットワークやグループ力といったバックボーンを有しています。それは確かにメリットですが、単なる協力という関係を越えて、グループのシナジー効果を生み出せるような企業をめざしています。これからも法人向けのビジネスをメインに展開していくことは変わりませんが、今後は隣接したマーケットにも積極的に進出していこうと考えています。例としては、企業の経営者や社員に対する個人保険の販売があげられるでしょう。そうなれば、お客様個人に対するきめ細かなコンサルティングを充実させていく必要があり、そのあたりがこれからのテーマになるわけです。

専門が広い人材を
様々な知識を身につけていく環境

 グループ各社と間で人材交流も行っており、グループのメリットは人材育成面にも表れています。当社に入社するということは、グループに入社するということでもあるんです。当社には、生命保険のことだけでなく、視野を広め、幅広い知識を吸収する環境が広がっているわけです。当社はこれからも、代理店制度を中心に展開していきますが、完全に代理店に任せていては市場の生の声が収集できないですし、最前線の営業ノウハウも育っていかない。だから、積極的にグループに社員を派遣し、当社にはない知識を得るようなキャリアステップも設けていこうと考えています。一つの専門だけでなく、若いうちにいろいろな分野の専門性を身につけてほしいですね。

若手にも責任ある仕事を任せてくれる。

代理店営業
アピール力が強い商品

 当社では代理店制度を採用しているため、私たち営業社員の仕事は、代理店に対するフォロー、新規の代理店の開拓がメインになります。私が現在担当している既存の代理店は、グループ、一般の保険代理店、あるいは税理士・公認会計士事務所などが中心ですね。また、新規代理店の開拓は、まずDMで広告を打ち、反応があれば代理店制度の説明をするというプロセスで進めていきます。保険に興味のある方々が対象になるわけですが、すでに他社の保険の代理店を手がけていたり、あるいは検討中というケースも多いんです。そのため、他社との差別化が重要になってきます。当社は法人向けの保険商品を中心に扱っていますから、商品の特徴という点でアピール力が強いですね。

フォローという仕事
代理店を育成し、取扱高を拡大する

 代理店営業の難しいところは、自分が直接、販売するのではないということに尽きます。当社のスタンスや商品の特色をよく理解してもらった上で、代理店の人たちに動いてもらわなければなりません。新商品が出たときには、どういうマーケットに向く商品なのか、どういうお客様にメリットがあるのか、また他社との違いはどの辺なのか、商品の特徴を細かく伝えていきます。また、全く新しいタイプの商品であれば、営業活動に同行して販売の仕方を見本を示すこともあります。販売するための環境を整えて、販売実績が上がるようにフォローをしていく。一生懸命に代理店のバックアップをして、保険の取扱高が増え、代理店が育っていく。そんなときが一番うれしいですね。

自分の存在の大きさ
2年目から主要な代理店を担当

 入社2年目に入ってから、新宿支社が抱えている代理店の中でも、中核となるような大きな代理店を担当するようになったんです。これは、前任の担当者の異動に伴って、私にチャンスがまわってきた形ですが、責任ある仕事を早くうちから任せてくれるのが当社の特徴なんです。上司からも「ふつうなら、2年目の若手社員に任せるような代理店ではないので、しっかり頑張ってくれ」と言われています。確かに最初はプレッシャーがありましたけど、逆に毎日の張り合いも大きいですね。会社の中での自分の存在も実感できますしね。営業担当としてはまだまだ経験不足ですし、勉強しなければならないことも多いです。ただ、実力以上の仕事を任されたほうが、成長は早いと思いますよ。